• ホーム
  • 「ルミガン」「ケアプロスト」を使用した際に気を付けておきたい副作用

「ルミガン」「ケアプロスト」を使用した際に気を付けておきたい副作用

目がきれいな女性

ルミガンやケアプロストなどが普通の育毛アイテムなどと決定的に異なるのは、臨床試験でまつ毛の発毛効果を持つことが確認されていることです。まつ毛美容液などは成長に必要な栄養素や育毛をサポートすると考えられている原材料のエキスなどを配合しているにすぎず効果のほどは定かではありません。

ルミガンやケアプロストなどは、そもそもは緑内障治療薬として使用され、その後はまつ毛育毛剤としての効果も確認されるにいたっていますが、いずれも医療用医薬品としての位置づけです。医療用医薬品というのは、大衆用市販薬よりも高い効果を持つ反面、副作用のリスクも大きくなっています。効果の高さが皮肉にも副作用のリスクになっているわけですが、ルミガンやケアプロストにも使用するうえではリスクがあります。それでは実際にどのような副作用に注意するべきなのか。

ルミガンなどの有効成分には血管拡張作用を持っています。そのため誤って目に付着すると充血したり、痒みがでることがあります。また、まつ毛の成長のためには、メラニン色素も必要です。健康なまつ毛は少なくとも日本人の場合は、黒味が強くこしもしっかりしているはずです。ルミガンなどの有効成分には、メラニン色素を分泌するメラノサイト細胞を活性化する作用があるので、まつ毛の成長以上に過剰にメラニン色素が生成されてしまい、まぶた周辺などが黒ずんで色素沈着が生じてしまうことがあるわけです。色素沈着は眼球の黒目の部分の周辺にある虹彩などにも及ぶことがあります。皮膚の色素沈着は、使用を中止すれば回復しますが、虹彩などに生じると回復が難しくなる可能性があります。まつ毛以外の部位に付着したときは、速やかにティッシュなどでふき取ることを忘れないでください。

また、妊娠中や授乳中にルミガンやケアプロストを使用することについては、安全性が確認されていないので妊娠後は授乳が終了するまでは使用を控えるべきとされています。因果関係は明らかでありませんが、新生児が低体重で生まれてくるなどの可能性が指摘されているのでくれぐれも留意してください。また、まぶたのボリュームがおちてしまったり、眼懸下垂などによりまぶたがはれぼったくなるなどの副作用も報告されています。目がごろごろすなどの違和感を覚えるなど、多彩な副作用がありますが、ほとんどは使用を中止すると回復するものです。ただし副作用は回避するのがベストなので、過剰使用などは控え、用量どおりの使用を守ることが大切です。